ゲームが環境を守る次世代のアプロ‐チ?

あなたのおうち時間をとっておきの自然空間に!

Photo by Alex Blăjan on Unsplash

今回はちょっと変わった「心ほっこり旅」の紹介です。私が若かった頃では考えられない、けれど本当に癒される家に居ながらの小さな地球の旅 ーそれは、ゲームスクリーンの中にありました。スクリーンの中での旅は、私たちの心が本当に癒される世界にはどんな風景があるのか、それを想像できる楽しみがあるのを感じさせてくれます。そして面白いかな、自然の良さを再確認させてくれます。まさにこれが環境を守る次世代のアプロ‐チかもしれません…!

あつ森ハイキング「わあ、ここからさっきの渓谷が一望できる!」

このブログを読んであなたの心がほっこり癒され、スクリーンゲームと自然美の意外な融合を改めて感じて楽しんだり、家族の時間を満喫したりしながら、あなたのおうち時間がますます楽しくなったらうれしいです。

「お外にぶらり」ならず「ゲームにぶらり」のおうち時間

去年のクリスマス辺りからほぼ通常生活に戻っていたメルボルンが、この6月に入ってまたロックダウンになりました。これに伴って外出規制となり、私のお外にぶらりの小さな旅もちょっとお休みになってしまい、どうしようかなと思っていたところ、ふっと任天堂のゲーム「集まれどうぶつの森」を思い出し、久しぶりに遊んでみることにしました。去年コロナウイルスが蔓延し始めたときに、息子のうさぎ君が、このゲームなら50歳過ぎたお父さんとお母さんも楽しめるだろうと言って買ってきたのがこの「集まれどうぶつの森」でした(笑)。最近はこのコロナ渦で、おうち時間を楽しむためにこのゲームを買って家族で楽しまれている方も多いんじゃないでしょうか。BCNRというIT情報紙によると、2020年上半期の日本国内家庭用ゲームソフトの売り上げランキングでは1位だったそうです(日本ではこれを知っているのは当たり前かな?笑)。

あつ森で心ほっこりハイキング -「ハイキングコースの入り口はここに違いないよ!」

集まれどうぶつの森で自然感じる心ほっこり時間のススメ

今更なのかもしれませんが、このゲームはプレイヤーが自分の島をクリエイトしていきながら、島での気ままな生活が楽しめるというシュミレーションゲームで、「自分の世界を作る(これを「島クリ」というそうです:)という、空想遊びが好きな私にとっては大変魅力的でした。私は生まれてこの方、スクリーンゲームなぞやったことはなかったけれど、初めてやってみたこのゲームに本当にはまってしまいました。パンデミックになる前までは、私はのび太君(旦那さん)と一緒に毎週カントリーサイドに出向いて、ブッシュウオークBush walk(オーストラリアでは森林散策のことをこう呼ぶほうが一般的です。)をするのが週末の過ごし方でしたが、一番はじめのメルボルンのロックダウンは長く家にいることも多かったので、代わりに、このうさぎ君がくれた「集まれどうぶつの森」で森林散策をして楽しみました。

あつ森ハイキング∸「森の中にある洋服の仕立て屋さん」

ゲームやったことない人は(私もやったことない人だったのでわかるんですが)「ゲームなんぞで自然なんぞ感じることが出来るわけない」と言って「まったく、ゲームなんぞやってるから家に引きこもったりビタミンD不足になんぞなるんだ」なんていうかもしれません(私も言ってましたから)、がやってみるとですね、ゲームにはまっちゃう気持ちが本当によくわかりました。「あつ森(と皆さん呼ぶので以下、こう呼びます)」でゲームをやるとですね、本当に感じることができるんですー風の音、海の潮風、水のせせらぎ、空気の流れ、太陽の光の移り変わり、想像力がマックスな人は、葉っぱの香りや気温まで感じることができます。うさぎ君をはじめ、若い人たちは「何をいまさらそんなこと、やっぱりくろねこさんの世代はこんな事でも驚くのかあ、ははは」というかもしれませんが、ほんと、今のゲームのグラフィックの精巧さに対する驚きは、本物の自然の美しさから受ける感動に勝ることさえもあるように感じます。

集まれどうぶつの森が語る人生観

印象に残るのは、このグラフィックの精巧さは、心から自然を美しいと思う人間の自然への畏敬の念がなければ、生み出せないんだろうなあってこと。家にこもって遊ぶゲームと自然に触れるすばらしさ、一見相反するものだけれど、そこ強いつながりがあるからこそ、あんなに魅力的なゲームの世界ができちゃうんだろうなあと、思ってしまうわけです。

あつ森ハイキング「いっぱい歩いて、もうおなかがすいてきた!」

さて「あつ森」のプレーヤーは、その美しい島 を自分の好きなようにクリエイトしていくわけです。 しかし、ゲームはゲームですから、ハイポンと自分の島をクリエイトできるわけではなく、木こりをして木材を集めて売ったり、魚を釣って売ったり、果物を収穫して売ったりと、お金を作って必要なものをそろえなければいけません。そんなことを地道にやって、そろそろ飽きたなあと思ってると、ゲームがグレードアップして、プレーヤーが自分で土地や道を整備できるようになり、いよいよ「島クリ」が本格的にできるようになります。こうなってくると、もの作りが好きな人は、完全に「はまり」ます。自分の理想の世界が巧妙なグラフィックでどんどん視覚化されるとわくわくします。へんな話ですけど、私は、このゲームをやって初めて「整地」するというのはこんなに大変だとわかりました。物をどけ、木を倒してから崖を削り、土砂を運び、土地を平らにしたら、長さを測定して建物を建てる。幼稚園教諭をやってたので、ついこのようなシュミレーションゲームの効能を考えてしまいますが、そのくらい、ゲームの中での整地はちょっとした経験になるなあ、と思ったくらいです。

Photo by John Kakuk on Unsplash

そんなこんなで、自分の島を作りそこに理想の「ハイキングコース」をクリエイトするまで8か月間ぐらいかかりました。この間にゲームの中の季節も変わり、雪が降って雪遊びをしたり、春が来て桜を楽しみました。これはオ-ストラリアではできないことなので本当に楽しく、ゲームの島で「過ごす」寝る前の1時間は毎日とても楽しく心がほっこりしたものです。その後忙しくなりしばらくやっていませんでしたが、今回のロックダウンでまた遊ぶようになったというわけです。

心ほっこりあつ森ハイキング∸風車のある丘 「この風景癒されるなあ」
心ほっこりあつ森ハイキング∸森の中のカフェ

集まれどうぶつの森で人間特有の合理主義を実現

さて、私、メルボルンのくろねこは、Youtubeで「心ほっこり小さな地球の旅Vlog」というインスピレーション動画を発信しているんですが、今回そのロックダウンで外出規制が出ちゃったので、あつ森のゲームをやりながら今度の動画どうしようかなあと考えていたら、ふと「そうだ、あつ森の中でブッシュウオークしに行こ!」と思い立ったんです。だってね、本当にグラフィックが美しいし、もし外に出れないでつまらない思いしてる人がいれば、この「本物じゃないけど本当みたいな、こんなだったらいいな世界」の中を一緒にハイキングするのはきっと楽しいだろうと思ったんです。

心ほっこりあつ森ハイキング∸海辺の休憩所

本当に美しい自然ていうのは、そのままが一番美しいわけで、やっぱり本物でしか味わえないわけです。けれど現在の忙しい現実世界では、パンデミックじゃあなくても美しい自然の中で生活するのはそんなに簡単なことではありません。だから合理的な私たち人間は自然いっぱいの場所で、今の生活でやってる「こんな事」や「あんな事」ができたらいいなあと想像するわけです。これは矛盾してますよね。けれど、ゲームの世界だったら、極限まで本物の雰囲気を味わいながら、この人間特有の合理主義を実現することができるわけです!

集まれどうぶつの森遊びの本当の魔法

こうして、あつ森で自分の世界を作ってから、本当の自然散策に出かけてみると、ちょっと不思議なことに気が付くんです。いろいろなところで足を止めたくなります、だって、ゲームで島クリをしているときに「こんな感じだったらいいなあ」と思てった風景を、本当の林になかで見つけたりすることがあるんです。「こんな感じがいいんだ」「ほら、この切りかぶの上に本を置いて、森の図書館」なんて家族の会話も広がったり。あつ森で遊ぶことで、自然のインスピレーションを受けて発動する自分の感性や想像力が少し強くなってるのを感じたりします。こうなってくると自然散策も前よりもっと楽しくなって、心がほっこりしてくるのです。意外なスクリーンゲームの効能です。

くろねこさんが作った集まれどうぶつの森ハイキングお見せしちゃいます!

「うんちく述べてないで、だから早く作った島を見せんかい!」と言ってますね?ーでは、あつ森で行く心ほっこりハイキング、お見せしちゃいましょう!「心ほっこりEarth Children Vlog -集まれどうぶつの森で心ほっこりハイキンぐ」はこちらからどうぞ!

Reference; BCNR2020年上半期ゲームソフトランキング https://www.bcnretail.com/market/detail/20200710_181985.html

また遊びに来てね!

今回の心ほっこりのんびり話「集まれどうぶつの森で心ほっこりハイキング~お家時間で次世代流の癒しの旅を楽しむ~」、いかがでしたか?この記事を読んであなたの心がちょっとでもほっこりしたら、楽しくて呑気な一日を過ごす準備ができた証拠です!これからも、あなたの心を思いっきり呑気で気ままにしちゃうのんびり話をたくさんの書こうと思うので、また心ほっこりEarth Children Blog にぜひ遊びに来てくださいネ

こんなお話もあるよ!

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