少人数制の幼稚園プロジェクト学習

この記事は毎週更新中です。初めにはじめて記事を見てくれた方にちょっとバックグラウンドのご紹介です。

さあ、メルボルンの幼稚園で繰り広げられる子供が主体の学びの旅の体験記、続きを見てみましょう!

幼稚園プロジェクトひまわりグループ学びの旅2学期第10週(26’/6/27) ~「動物園マップ作りを始める!」

前回のあらすじ:それぞれの動物園の体験を話しているうちに、子供たちは 「動物園マップを作ってママとパパに見せよう!」と自分たちでゴールを決めました。「ゴールにもう少し学習の意味を持たせないと」とくろねこ先生は思いましたが、とにかくプロジェクトを始めることにしました。前回のお話はこちらから!

今日の学習体験

ひまわりグループはプロジェクトの方向性を決めるのに少し時間がかかりましたが、プロジェクトは順調にスタートを切りました!

計画通り、今日は動物園の地図の輪郭を描きます。まず、誰かがメルボルン動物園の入口を探検する動画を見て、動物園の入り口付近に大きな動物園の地図が掲示されているのを確認しました。正面と裏口の2つのゲートがあり、裏口はトラムの駅に通じていることが分かりました。ビデオを見た後急いで活動エリアに戻り、地図を描きました(写真と動画をご覧ください)。その後、先週立てた「ブロックなどでミニチュアの入口を作って、写真を張り、プリントして地図にはる」という計画を変更し(きりがいいので、これは新しい学期に持ち越すことにしました)、代わりに今日は「動物園の入口で何をする?」という即興劇を楽しみました。

画像
『これかメルボルン動物園のマップかあ』

学習分析

活動中、そして「メルボルン動物園のエントランスゲートを通る」という即興劇ではたくさんの会話が聞こえてきました(メモできなかったのが残念です)。「あ、行ったことある!」「ここでアイスクリーム食べた!」「ここがメルボルン動物園!」「この芝生のところに大きなカメがいるの知ってる!」「あぁ、あれは動物園の地図だ!」などなど。そんな会話の中で子どもたちは「動物園に入るにはチケットが必要だ!」と気づきました。そこで、チケット代について話し合い、そのお金は何に使われるのかを尋ねました。「何か食べ物を買うの!」「誰の食べ物?」「子どもたち!」「違う、違う…動物たち!」少し考え込んだ後、子どもたちはこの事実にたどり着きました。

話合いや即興劇を通し、エントランスについて気づいたことを反映させ、子どもたちは私たちのホーム動物園であるメルボルン動物園の2つの入り口をマップにうまく描き出すことができました!プロジェクトの素晴らしいスタートとなりました。今日はとても活発なセッションになりました。来学期にプロジェクトを再開するのがとても楽しみです!今日の探究活動では、子どもたちは見たものを視覚情報として表現する練習するきっかけを得ました(ナショナル学習と発達のフレームワーク;コミュニケーション5-1、3、5、学習4-1)。

セッションの後、ひまわりグループの子供たちは「動物園ごっこ」をして「メルボルン動物園に行くよ!」と言っていました。~子どもたちがプロジェクトに熱心に取り組見始めたことがが分かりました!

次学期開始に向けての計画

ー地図作成を続ける。
ー入口:再度ビデオを視聴した後、材料を使って入口を2箇所作成し、写真を撮って印刷し、地図に追加する。
ー次に、最初にどの動物を見たいかを決める。その動物について調べ、学んだことを絵に描く。
(学期全体を通して)動物ごとに調査の形式を変える。活動にリズムを持たせることは大切だが、必ずしも一貫性を持たせる必要はない。

次回をお楽しみに!

…ということで、子供たちのモチベーションにやっと火が付いたようです。これから2週間の冬季休みで、プロジェクトはお休みです。新学期が楽しみになってきました。

メルボルンのくろねこ先生とEarth Children Blog 

ちなみに私の経歴や30年間のメルボルンでの幼稚園教師体験記、プロジェクト学習の導入とは何ぞや、また、そのペダゴジカルドキュメンテーションについてのやり方などについて、くろねこ先生のブログ「心ほっこりEarth Children Blog」の中で多く記事を書いていますので、ぜひぞいてみてくださいね。リンクはこちらをタップ!

こんなお話もあるよ!

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