前回のあらすじ:プロジェクトの目標など、いろいろ決まってないこともあるけど、とにかく動物園プロジェクトを始めることにしたひまわりグループ。まずはメルボルン動物園のフロントとバックゲートの写真を見てしってることについておはなししてみた。


前回のあらすじ:プロジェクトの目標など、いろいろ決まってないこともあるけど、とにかく動物園プロジェクトを始めることにしたひまわりグループ。まずはメルボルン動物園のフロントとバックゲートの写真を見てしってることについておはなししてみた。

それぞれの動物園の体験を話しているうちに、子供たちは 「動物園マップを作ってママとパパに見せよう!」と自分たちでゴールを決めました。「ゴールにもう少し学習の意味を持たせないと」とくろねこ先生は思いましたが、とにかくプロジェクトを始めることにしました。

前回のあらすじ;いろいろ試行錯誤の後、やっとひまわりグループプロジェクトの方向が決まりました。くろねこ先生がちょっと病欠したり、森へ遠足に行ったりして2週間あいてしまいましたが、やっとグループタイムが再開されました。さあ、子供たちの会話はどのようにすすんでゆくのでしょうか?

幼稚園プロジェクトひまわりグループ学びの旅 第3話「メルボルンの地図作ってみようか?」
「今日のはとても難しい話し合いでした。今の私の目標は、グループの旅の最初の方向性を決めることです。グループが自分たちにとって「大切な」何かを発見する旅を始めるための方法を模索しています。これはグループの年間主要プロジェクトとなるので、ここで失敗は許されません…しかし、今日の話し合いは難航しました。」

皆さん、ようこそ オーストラリア幼稚園体験記へ!オーストラリアはメルボルンで30年近く幼稚園教師をやっているくろねこです。メルボルンの幼稚園は2学期。私は35人ほどの幼稚園のクラスを教えていますが、それを5つのグループに分けて ”少人数制のグループのプロジェクト学習”を導入しています。この記事では「ひまわりグループ」の学習体験の記録を、原文の英語から日本語に訳したものを毎週ご紹介しています。

メルボルンは秋も深まり、幼稚園では2学期を迎えました。私は35人ほどの幼稚園のクラスを教えていますが、それを5つのグループに分けて ”少人数制のグループのプロジェクト学習”を導入しています。「ええ、幼稚園でグループ学習なんてできるの?なんて言う人もいるかもしれませんが、そうなんです、幼稚園児も大いにグループプロジェクトを楽しむことができるんです。あんまり楽しいので、子供たちとの日々のプロジェクト体験を他の方々ともぜひシェアしたいと思い、新学期が始まるこの時期にぜひブログでシェアしたいと思い立ってこのシリーズを始めました。できれば継続的に読んでいただいて、ぜひ私と子どもたちの学習の旅の楽しさを共に感じていただければと思います。

この 「幼稚園プロジェクト学習とドキュメンテーション」シリーズ、今回がいよいよ最終回となりました。私くろねこ先生が、なぜかオーストラリアで幼稚園の先生になって、レッジオエミリア哲学と出会い、長年プロジェクト学習の実践研究をしてきたのか、そんなところをお話ししながら、私が教師としてどんな喜びを実感できたかを、みなさんにそっとお話させていただきたいと思います。

これまでの記事を読んでみて、幼稚園プロジェクト学習について「 ふうん…、ま、面白そうだけど。だけどさ、こんなことする時間どこにあんのよ。」と呟いてる先生たちがたくさんいるんじゃないでしょうか。うん、うん、わかります。じゃあ、ドキュメンテーションを思いきり簡単にしちゃいましょう!この記事を読めば、時間がないあなたでもたった今から始められます、プロジェクト学習!

幼稚園教育要領は先生たちが「子供の主体性を一番大切にしたプロジェクト学習の実践」を実現するための力強い味方になってくれるに違いありません。この記事では、では具体的に幼稚園教育要領をベースにして、どのようにプロジェクト学習を指導案に組み込んでゆけばいいのか、さらには、このシリーズのトピックである「ぺダゴジカル ドキュメンテーション」を指導案の中でどのように位置づけたらよいのか、そんなところを一緒に探っていきます。

今回はメルボルンの幼稚園先生くろねこが、あえて日本の幼稚園教育要領をちょっとだけ勉強してみようという チャレンジングな記事にしてみました。私が日本の大学で勉強した30年前と今とでは、幼稚園教育要領はどのように変化したのでしょう?そして本当に幼稚園教育要領の枠の中で、くろねこが提案するプロジェクト型学習とドキュメンテーションの導入はできるのでしょうか?