日本仕込の風来坊幼稚園教師くろねこ先生はとうとう、カリスマ園長「魔女オバン」に呼び出されてしまった。25年前、オ-ストラリアはメルボルンで幼稚園先生に復活して以来、どこで働いても「やる気がありすぎてめんどくさい先生」という名のもとに上司と喧嘩し放題のハチャメチャ教師であり続けてきたくろねこであったが、相手が州の幼児教育の権威とあっては、今度こそ終わりかも知れない。
くろねこ先生が繰り広げる幼稚園奮闘記、いよいよ最終回!

日本仕込の風来坊幼稚園教師くろねこ先生はとうとう、カリスマ園長「魔女オバン」に呼び出されてしまった。25年前、オ-ストラリアはメルボルンで幼稚園先生に復活して以来、どこで働いても「やる気がありすぎてめんどくさい先生」という名のもとに上司と喧嘩し放題のハチャメチャ教師であり続けてきたくろねこであったが、相手が州の幼児教育の権威とあっては、今度こそ終わりかも知れない。
くろねこ先生が繰り広げる幼稚園奮闘記、いよいよ最終回!
くろねこ先生が働く幼稚園のカリスマ園長「魔女オバン」は、やっぱりどこにいても不滅であった。とりあえず停戦中であったオバンとくろねこの「シッポとり冷戦」は、今度は教室の外で繰り広げられるこのになってしまった。オバンは「あなた、勝手なことはさせないわよ。私はここにいる」と言ってオホホホとお蝶夫人のごとく笑うオバンがくろねこ脳裏に浮かぶほど、自分の存在感を忘れさせない。これはもう魔法を使ってるに違いないのである。なんと、魔女オバンは今度はくろねこ先生の「熱血教師物語」に一騎打ちを仕掛けてきたのだ。オーストラリアはメルボルンで繰り広げる風来坊くろねこ先生の幼稚園奮闘記第6話!
前回のお話(はこちらから)を出した時「面白かった!」っていう嬉しいコメントをたくさんもらったが、一つだけ「自分の上司のことをこんな風に悪く言うなんて不謹慎だッ」というニュアンスを漂わせるコメントもあった。でも、くろねこ先生は今ホントに痛感しているのだ。「これってパワハラ?!」に出くわしたときは、気を落とすよりもそれをとりあえず意識してわざと笑い話にしてみるのが一番だ。そうすると、次々と愉快なことが起きて、なんと事態が好転ッ!なんてことが良く起こる。すこぶる健康的な戦略なのだ。オーストラリアはメルボルンで繰り広げる風来坊くろねこ先生のワクワクドキドキ幼稚園奮闘記、第5弾!
州の幼児教育の権威の一人でもある、くろねこ先生の今回の転職先の幼稚園長は、あらゆる魔法の言葉と女神の笑顔で先生たちを自由自在に操るとんでもないパワハラ上司であった。そのパワハラ魔女の10日間の休暇中に、側近キャンデイを味方につけてくろねこ先生が魔女に仕掛けた宣戦布告状。ハラハラドキドキ、オーストラリアはメルボルンで巻き起こす風来坊教師くろねこの幼稚園教諭奮闘記、第4弾!
大概「上司」ってのは部下に嫌われるわけで、これが仕事をやめる理由のトップだろう。「仕事はやめたきゃ辞める」のスタンスを崩さない元来風来坊のくろねこ。しかし、今回就いた仕事のカリスマ上司は、今までのような代物ではなく不気味そのもであった。これは辞めちゃうより、戦争を挑んで仮面を剥いでやるほうが面白そうだ。しかし、この長期戦の戦争に勝つには頭脳が必要であるのだ。なんせ相手は女神のような微笑みで巧みに人を操る魔女オバンボスだったのである。オーストラリアはメルボルンで幼稚園教諭として働くくろねこ先生奮闘記 第3弾!
奮闘記の奮闘はまだまだ始まらないだろうと高をくくっていたら、早くも始まってしまった。さすがはくろねこである。今までのくろねこ先生の人生に奮闘はいつもつきものであった。夫ののび太君なんぞは、どこかでそれを楽しんでいる節がある。「今日は ちょっと嫌なことがあったよ」と悲しそうな顔で言ってみたら、「ネタ、ネタ、ネタが見つかったじゃん」、とまるで寿司職人みたいなことを言ってぐふぐふ面白そうに笑った。つまり今日起きた嫌なことは、この奮闘記の話のネタになっった、よかったじゃん、ってことだ。呑気きまわりないのだ。
私こと、くろねこ先生が、メルボルンの公立幼稚園の主任教諭(Educational Leader)になってからあっという間に1か月が過ぎた. Educational leader っていうよくわからない役職である. 日本の「主任保育士」のような「権限」は全くなく、他の先生たちはEducational leaderを自分たちの「上司」などと思ってもいない。それでいて、幼稚園の実践向上の責任を担っているのである。だから、この仕事は、忍耐の連続である。だが、私くろねこ先生、全くもって忍耐力がないのである。くろねこ先生のしっちゃかめっちゃか幼稚園奮闘記いよいよ始まります!
みなさんは「プロジェクト学習」という教育指導法について聞いたことがありますか?乳幼児から大学の研究活動まで取り入れることができる指導法ですが、「プロジェクト」と聞くと何だか堅苦しく感じますね。まして幼稚園、保育園で取り入れるなんてちょっと…と後ずさりしてしまいそうです。でも、実は プロジェクト学習 は先生と子供たちの心を虜にする「学習の大冒険」なんです! […] 私は「和の教育」を知っている日本の先生方が「プロジェクト学習」を取り入れたら、それこそ、子どもの主体性を軸とする、子供一人ひとりの個性を大切にした素晴らしい教育が実践されることのなるだろう!…と思ったのです […]
こんにちは、オーストラリアはメルボルンの幼稚園教師、「子供が主体のプロジェクト型学習!」に20年間以上もハマっているくろねこ先生です。今回の記事は、プロジェクト型学習~Project based Learning(PBL)~って誰がどうやって広めた?いう、そのバックグラウンドに迫って、もっとPBLのことを知っちゃおう!、というそんな感じの記事です。PBLができた背景を知ることで、貴方のPBLの実践にもっと奥深い意義が生まれ、貴方は今度こそ生徒の心を鷲づかみにできるかも!
くろねこのほっこりのんびり”誰も知らない小さなメルボルン探訪記。今回は、すばらしく晴れた秋の土曜日の朝、メルボルンの南東部Bewrick(ベリック)という町にあるWilson Botanic Park(ウイルソン植物公園) という森林公園を散歩、その時にチョット思ったことを書いてみました:)くろねこがオーストラリアに移住してきた30年前のGardenvale(ガーデンベール)という街での小さな思い出がよみがえります。
この 「幼稚園プロジェクト学習とドキュメンテーション」シリーズ、今回がいよいよ最終回となりました。私くろねこ先生が、なぜかオーストラリアで幼稚園の先生になって、レッジオエミリア哲学と出会い、長年プロジェクト学習の実践研究をしてきたのか、そんなところをお話ししながら、私が教師としてどんな喜びを実感できたかを、みなさんにそっとお話させていただきたいと思います。