戦闘態勢をとる訓練とリカちゃん人形の偉業
世の中に対していつも戦闘態勢上々であった幼い私は、それでもすくすく(というのは、現在のの児童心理学上の視点で見ると語弊がありそうだが少なくとも70~80年代世代の子供としてはすくすく)と成長していった。 常にフル回転であった想像力と空想力が幼い私の、「世間」を生きる唯一の武器であったが、それがいつも周りにとっては厄介な事であったということは、第3話で話した。この「まわりを厄介にする」想像力と空想力をマックスに起動させた遊びは主に「お人形さん遊び」や「ごっこ遊び」、そして「お絵描き」であった。ちょっと、これらの遊びについて思い出して笑ってみたいと思う。
